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WHO(世界保健機関)が定めている硬水・軟水・中硬水の基準とは?

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軟水・硬水・中硬水の違いは、お水に含まれる硬度の違いです。

お水の硬度は、お水1Lあたりに含まれるマグネシウムやカルシウムの含有量で決まります。

硬水・軟水・中硬水の違いは?

WHO(世界保健機関)が定めている基準によると、硬度が120mg未満であると軟水、120mg以上であると硬水となっています。

WHO(世界保健機関)の基準
お水の種類硬度
軟水60mg / L未満
中硬水60~120mg / L
硬水120~180mg / L
超硬水180mg / L 以上

WHO(世界保健機関)の基準

硬度の計算式

硬度=(カルシウムの量×2.5)+(マグネシウムの量×4.1)

出典:https://www.niph.go.jp/soshiki/suido/pdf/h24whogdwq/WHOgdwq4thJPweb_all_20130423.pdf

お水の硬度は、カルシウムとマグネシウムの含有量のこと。

この硬度は、採水地の地質や地形によって変わってきます。

よくヨーロッパは硬水が多く、日本は軟水が多いと言われますよね。

ヨーロッパの地形としては石灰岩が多く、山から海までの傾斜がとても緩やかです。そのため、雨水や雪がミネラル豊富な石灰層にゆっくり浸透してろ過されていき、ミネラル成分がたっぷり溶け込んだ硬水となります。

一方日本では、山から海までの傾斜が急で、起伏の激しい地形であり、花崗岩(かこうがん)が多いのが特徴です。

花崗岩(かこうがん)はお水の浸透が早く、ミネラル成分の浸透が少ないため、軟水になるのです。

そして中硬水とは、ミネラル成分の含有量が軟水と硬水のちょうど中間にあたるお水で、ミネラル成分が適度に含まれているお水です。